る前に少林寺拳法を学んでおり、弐段である。当時、大阪南支部で稽古していた二人が出げいこで総本部で稽古している時に運命の転換が訪れる。 二人を観ていた正道会館の創始者である石井和義宗師から「お前らグローブの稽古しろ」と言われて、「グローブの稽古をするんだ」と思ったまでのことであり、まさかまさか両名ともプロになるという意味だとは露も思っていなかったのである。ましてやK−1の世界ファイナリストになろうとは。そしてプロ生活が終わった今も「せっかく作った体が勿体ない」と二人は練習に励んでいる。 さて、期せずして始まったプロの生活、表から見た世界はファンの方々が知っている通り。それではプロ生活を引退宣言した今、御両親にその胸の内を語って頂こう。今回の蜷川新右衛門、蜷川新等に関する文章の作成にはフリー百科事典ウィキペディアなどの文献も参照させていただいた。
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